昨日と今日、僕は富良野に行ってきました。
ピクニック♪・・・もとい、ゲストハウスのお勉強です。
(遊びじゃないよ。お勉強だよ・・・)
さてさて、出発は小樽駅。そこにはSLニセコ号が。
SLニセコ号はC11というSL全盛期に最も作られたといわれるSLです。動輪(蒸気の力で動く車輪)が3つという、ちょうどいい数で大きさもSLにしてはコンパクト。そしてそこそこパワーがあったという名機です。鉄っちゃんオーラ全開で撮影開始です。
そして小樽駅から普通電車に揺られること4時間。富良野駅の隣の布部駅に着きました。布部駅は「北の国から」でゴローさんがジュンくんたちと富良野に降り立つ、という撮影舞台にもなった駅。周囲は民家以外はなんにも無いんですが、それがまた風情があっていいんです。
こそから3km、とことこと玉ねぎ畑の真ん中を歩いていくと、ありました!
cafeゴリョウ&ゴリョウゲストハウスさん。
2008年12月にオープンしたというこのカフェ&ゲストハウスは澤井夫婦がほとんど自分たちで改装したというセルフビルド(改装)カフェです。
改装といっても移住当初は家が傾いていて壁が無いため冬は寒さに震えていた、というほど荒れた状態のものを、柱を補修し、補強材と断熱材を入れて、壁を全てはがしてリストアして張りなおしたという、ほとんど1から建てたような手間のかけよう。cafe棟は丸1年がかり。ゲストハウス棟は2年がかりでリストアして、現在に至るそうです。
そのストーリーはさながら現代版の北の国から。ところがこの夫婦はむしろ楽しんでこの時期を過ごした様子。移住する前は、夫婦で2年かけて陸路だけでバックパック世界一周をしてきたとのこと。きっと目の前に起こるハプニングを楽しむ人間力がついているのでしょうね。
建物の中は昔の富良野の建物の懐かしさ・手作りの暖かさとオシャレが同居していてなんとも居心地がいい。cafe棟は昼間は観光客の方が、夜は富良野が好きで移住してきた若者が集まってきて、閉店まで賑やかでした。
オーナーの澤井夫婦、地元の農業青年とパチリ
ゲストハウスは元杜の木ヘルパーの香港ガール・ジャネットちゃんがヘルパーをしていました。更に杜の木のゲストさんともばったり遭遇し、杜の木ネットワークの広さを感じました。
また、ママチャリで日本一周をしているという男子とも仲良くなり、みんなでゆるい感じで11時ごろまで飲んだりお喋りしたりしていました。
今日の朝には、ママチャリ日本一周男子はちょっとお小遣い稼ぎに近くの農家さんのお手伝いに行くため、朝早く出て行きました。
なかなか刺激的な2日間を過ごし、まるで我が家と化した杜の木さんに帰ってきたのでした。
明日はヘルパー最終日。感謝の思いをこめて働きますよ〜!