雨だれの音が続くあさ。どうも気温が高めのようだ。
昨夜の宴のお酒で、少しぼんやりしながら目を覚ます。今日も空が白い。
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北海道に来てなんだ!という感じかもしれないが、ラーメンがあまり得意でない。
というか暖かい麺類が。味の好みではなく、出された量の半分までいかずに
おなかがいっぱいになってしまうのだ。
おいしいのに途中からはずっと、おなかいっぱい、と思いながら
食べ続けなければいけないというのは、実は結構苦痛なものだ。
そんなラーメンだけど、珍しく食べたい気持ちになったので小樽で挑戦。
寒い場所で、中華料理屋のまえを通ったときのおいしそうな匂いにほっとしたからか、
味噌ラーメンを食べてみることにした。
寒い中足下はつるつるしながらお店にはいる。連れのめがねが曇る。
何組かのお客さんと、なじみらしい学生の集団と、おいしそうな匂い。
久しぶりのラーメンは、暖かくておいしくて幸せな気分だった。
やっぱり途中からはおなかいっぱい、と思いながら食べたけど、
朝の雪かきや、外の雪景色を思い出すとなんとなく入っていくから不思議だ。
寒いところには、それに似合うご飯があるんだろうとおもう。
あんかけ焼きそばは好きです。
夜、海沿いの商業施設のLEDで作られたイルミネーションと、
海に浮かぶヨットのマストに飾られた光を眺める。
買い物の終わったお母さんたちが話し込んでいるので、仕方なく
雪玉遊びでもしようか、という感じの子供たちが、
暗くななりかけた池に雪玉を投げ込む遊びをしている。
室内から、寒くないのかなあ、と眺めるけど、幼い頃、雪遊びで寒さを感じた記憶がない。
いつからこんなに、寒いとか暑いとかを五月蠅いほどに感じるようになったんだろう。